懐かしの仔猫

昭和レトロと言えば、文化人形を思い出します。可愛い仔猫と大好きな文化人形を組み合わせた、ちょっとシュールな絵を描いてみました。

猫は、ついつい最近我が家にやってきたばかりの茶色の猫を描いてしまいます。これを描いた時はまだウチの猫の正体(笑)が分かっていなかったので、単なる茶トラの仔猫を描きました。あとでウチの「ののこ」ちゃんは「麦わら猫」と判明したので、「麦わら猫」の絵は別に描いています。ホントに麦わら帽子をかぶせてみた、あの絵です。

箱猫

月島三丁目チビではありませんが、娘が飼っている猫、不二子です。チビと同じくハチワレ猫です。鼻の端っこが黒くて、つい「鼻くそついてるよ」と言いたくなります。

このニャンコ、箱が大好き。箱の中にハマっている姿が絵になるなぁ、と描いてみました。

この箱、私の大好きなDr.Martens のブーツの箱です。

麦わら猫

2024年の6月に我が家にやって来た子猫をモチーフに描きました。来たばかりの時は700gしかなくて体の色も薄茶色でした。この仔はどんな猫になるのかなぁ、キジ猫?サビ猫?茶トラ?と思っていましたが、なんだかどれにも当てはまらないのです。

だんだん色がハッキリしてきたら、どうやらこの仔は「麦わら猫」、英語だとBrown patched tabby と言うらしいと分かりました。

「麦わら猫」って麦わら帽子をかぶった猫じゃないですよ。って、麦わら帽子をかぶせて絵にしちゃいました。

猫を探しています

ちょっと顔を出している猫の表情が可愛くて、「猫を探しています」ポスターと一緒に描いてみました。

猫ちゃんの逆光の感じとは対照的に、隅田川の背景はぼんやりしています。実は最近隅田川テラスのスーパー堤防にこんなポスターが本当に貼ってありました。その猫ちゃんは見つかったのでしょうか? ちょっと心配です。

月島三丁目のチビ

この絵はスーパー堤防とマンションになってしまった「月島三丁目児童公園」です。よくここを通りかかると通称「チビ」というハチワレ猫をよく見かけました。人懐っこくて、公園のベンチでお弁当を食べてるサラリーマンの横にちょこんと座っていたり、散歩中のワンコに遭遇しても逃げることもありません。ワンコに対して「フ〜ッ!!」って威嚇したりしていました。

人の話では「飼い猫なのだけれど、その家で犬を飼ったら逃げ出して、飼い主が連れて帰ってもすぐ外に行ってしまう」って。結構月島界隈でよく見かけるニャンコでした。自動車に引かれるんじゃないかと心配することも多々ありましたが、なんとか車をスルーして悠然と歩いているのでいつもヒヤヒヤ見ていました。

10数年経ってチビを見かけることはなくなりました。以前チビを自転車に乗せて連れて帰ったおじさん(私はこの人がチビの飼い主だと確信していたのですが)に会った時、猫の事を聞いてみたら、「?」の言葉が返ってくるのみ。あ〜チビはいったい誰の猫だったのでしょうか?

チビがいたこの公園、画面の奥、東の方角にはまだタワーマンションもありません。チビと共にいろんなモノが変わってしまった月島です。

岸田屋さん

酒好きの人なら、一度は行ってみたい岸田屋さん。いつも夕方になると店の外には行列が出来ています。私は残念ながらお酒が飲めないので、昭和の雰囲気万歳のこのお店を外から眺めるだけです。

自分は行けないので、昭和感たっぷりの文化人形さんを店前の椅子に座らせてみました。お店の奥の暗い橙色の電灯がなんだか良い雰囲気で、じっくり描いてしまいました。

月島の裏路地

月島にはもんじゃストリートからちょっと入ると、こんな裏路地がたくさんあります。古い長屋建築も建て替えられたところも多いのですが、ここはまだ昔ながらの風景です。以前はこんな場所に野良猫さんたちがウロウロしていたのですが、再開発のためか、「Where have the stray cats gone?」ですね。

古い街並みの後方にあるのは、隅田川の向こうにそびえる聖路加タワーです。古い裏路地にはオシャレな眼鏡屋さんもあったりして、新旧の対比も面白いですね。

月島3丁目10番

ここも今はマンションになってしまった場所ですが、とても昭和っぽい風景なので文化人形ちゃんと野良猫さんを配置して描いてみました。

住所表示があるので、今はどんな建物になっているのか、探索してみてください。

近所の方がお花を綺麗に手入れしてくださっているのでしょうか、「ホッピー」の看板とか、どこかの政党の看板とか、月島によくある風景です。

消えゆく街

月島の再開発ですでに消えてしまった街並みです。(現在58階建てタワーマンション建設中)

いつからこの建物があるのか、あの2階から3階への階段の跡とか、不思議なダクトとか、もう朽ちてる感じが芸術的で、絵に描かずにはいられない場所でした。

狐面の小学生が遊んでいるのは小さなリクガメですが、30年経ったら月島で有名な「ボンちゃん」みたいに大きくなるかもしれません。

隅田川のカワウ

早朝に隅田川テラスを散歩していると、たまに欄干に鳥がとまっていることがあります。アオサギだったりカワウだったり、普段は空を飛んでいたり、川で餌を取っていたり、こんなに近くで見ることはありません。

意外と大きいし、よく見たら羽根もツヤツヤしていて目つきもちょっとシュールです。宮崎駿さんのアニメ「君たちはどう生きるか」に出てくる「サギ男」みたいです。

キラキラした隅田川の水面との対比が綺麗で水彩画にしてみました。